＜調書作成放置＞７年後捏造の大阪府警警部ら３人書類送検
毎日新聞 3月20日(木)22時23分配信

　大阪府警から警察庁に出向中の男性警部（４１）が、岸和田署在籍中に処理した事件の調書作成を放置し、約７年後に日付を偽って捏造（ねつぞう）した問題で、府警は２０日、警部ら３人を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで大阪地検に書類送検した。警察庁は同日、警部を減給１０分の１（１カ月）の懲戒処分とした。

　他に書類送検されたのは岸和田署刑事課統括係長だった男性警部（５４）、係長だった男性警部補（３９）。３人の容疑は、２００５年５月に大阪府岸和田市内で起きた強制わいせつ事件を巡り、実況見分調書を作っていなかったのに、１２年２月に作成日時などを偽った調書を作成した、などとしている。府警によると、３人は「違法な行為とは思わなかった」と話している。

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