高知南署の覆面パトカー、緊急走行中に自転車の男性はねる
９日夜、高知市の国道の交差点で、自転車に乗って横断中の会社員男性（３１）が緊急走行中の覆面パトカーにはねられた。
この事故で、男性は全身を強く打ち、右の鎖骨を折る大けがをして病院で手当てを受けている。

覆面パトカーは高知南署の警察官２人が乗っており、このうち刑事課に所属する男性巡査部長（３０）が運転していて、事件現場に向かうため赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして走行していたという。
高知南署の川村剛副署長は、「事故原因などについては、捜査中でコメントは差し控えたい。緊急走行時を含めた警察職員の交通事故の防止について今後とも指導を徹底していく」と話している。