男女４人で初心者ドライブ…大きく盛り上がった道路でコンクリート塀乗り越え、空き家に突っ込み１人死亡
長崎県島原市で、１８歳の男女４人が乗った乗用車が道路脇の自動販売機などにぶつかった後、空き家に衝突した。
この事故で、女性１人が死亡し、３人が重軽傷を負った。

１９日午前１時２５分ごろ、島原市新馬場町の海沿いの道路で、普通乗用車が道路脇の自動販売機にぶつかった後、高さ約７０センチのコンクリート塀を乗り越え、空き家に突っ込んだ。
この事故で、後部座席に乗っていた南島原市有家町の専門学校生・山口美紗さん（１８）が死亡、同じく後部座席に乗っていた歯科助手の女性（１８）が骨折する重傷。
乗用車を運転していた専門学校の男子生徒（１８）と助手席に乗っていた家事手伝いの女性（１８）は軽傷。

警察によると、４人は高校時代の同級生で、運転していた男子生徒は先月、運転免許をとったばかりだった。事故当時はドライブをしていたという。
現場付近は見通しの良い緩やかなカーブで、道路が大きく盛り上がっていた。警察は、男子生徒や同乗者から事情を聞いて事故の原因を調べている。