「あしたの遠足中止しないと自殺する」バス手配をミスったＪＴＢ社員、ニセの手紙届ける　岐阜県立高の遠足延期
岐阜・御嵩町の県立高校で、遠足のバスが手配されておらず、当日朝になって急遽、遠足が延期になっていたことが分かった。
この高校には前日夕方に、生徒が自殺をほのめかして遠足の中止を求める手紙が届けられていた。

県立東濃高校によると、２５日の遠足をＪＴＢ中部（名古屋市）に手配していたが、男性社員のミスで大型バス１１台が用意されていなかった。
発覚を恐れた男性社員は２４日午後４時ごろ、「あしたの遠足に行きたくない。中止しなければ自殺をする」「死ぬほどつらい。消えたい。中止してほしい」などと書かれたメモを校内で拾ったと言い、学校に届けていた。
メモの内容を受けて学校は、その日のうちに全生徒の安否を確認、遠足の実施を決めた。

ところが、２５日の朝になってもバスが１台も来なかったため、全校生徒３１７人は学年ごとに東山動物園（名古屋市）やナガシマスパーランド（三重県）などに行く予定だったが帰宅した。

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