バーベキューの炭を森林にポイ捨て、７０ヘクタール焼く山火事　４０歳男を逮捕
１１日午後３時半ごろ、兵庫県赤穂市木津で起きた山火事は７０ヘクタールを焼き、発生から１４時間あまりが経った午前６時前にほぼ消し止められた。
けが人はなかったが、近隣住民８２人が自主避難したほか、山陽自動車道などの一部区間が７時間半にわたって通行止めになった。

この火事で警察は、バーベキュー用の炭を消火の確認をせずに捨て、火を山に燃え移らせたとして、近くに住む河原大剛（だいごう）容疑者（４０）を森林法違反（森林失火）容疑で逮捕した。
警察などによると、河原容疑者は１１日の昼ごろから自宅で、家族ら６人でバーベキューをし、炭火を隣の森林に捨てたという。

河原容疑者の家族「風が強かったので、（風が）火を起こすみたいになった。火の芯が残っていた。水をかけたんですけど、それが風で飛んだんですね」

警察の調べに対し、河原容疑者は「消火を確認しないで炭火を捨てた」と容疑を認めているという。