ネパール人男性が線路に転落した酔っぱらい女性を救助、警察官にパスポート見せて立ち去る
１１日午後１１時２０分ごろ、東京・新宿区のＪＲ四ツ谷駅３番線ホームで、会社員の女性（２３）が線路に転落した。
女性が転落した後、ホームに居合わせた男性が線路に飛び降り、女性を隣の線路まで運ぼうとしたという。
この直後、ホームに中央線の各駅停車の電車が入ってきて女性に接触、女性は鎖骨を骨折する重傷を負った。事故当時、女性は酒に酔っていたという。

警視庁によると、女性を救助したのは２０代のネパール国籍の男性だったという。
男性の行動がなければ女性は死んでいたかもしれない状況だったが、男性は警察官に対し、自分のパスポートを示した後、現場から立ち去ったという。

この事故の影響でＪＲ中央線は、各駅停車の上下線と快速の下り線が３０分ほど運転を見合わせ、約４４００人に影響がでた。
警視庁は当時の状況をさらに調べている。