“拳銃で警告”軽乗用車をパトカーにぶつけたうえ警察官をひき殺そうとした中３少年逮捕
１７日未明、岡山県笠岡市で、無免許運転の車をパトカーにぶつけたうえ警察官をはねようとした少年が逮捕された。

１７日午前０時４０分ごろ、笠岡市笠岡の県道で、母親の軽乗用車を無免許運転していた中学３年の少年（１４）が巡回中のパトカーに停止を求められたが、呼びかけを無視してそのまま逃走した。
少年は、追跡していたパトカーに車をぶつけたうえ、パトカーから降りて近づいてきた警部補（３９）に向かって車を突進させたため、警部補が拳銃を構えて警告。
少年が車から降りて逃げようとしたところを公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。

笠岡署によると、少年は、遊び仲間の少年３人（いずれも１５）と１６日夜遅くからドライブをしていたという。
調べに対し、「無免許だったので逃げようと思った。捕まるのが嫌だった」と容疑を認めている。

拳銃を向けて警告したことについて、笠岡署の片山尚明副署長は、「現時点では適正な使用であると考えている」と話している。